お歳暮とは?時期も地域で違いあり?

今は少なくなりましたが、少し前までは、12月31日になると、鮭やぶりなどの魚を丸々一本贈るという風習がありました。

鮭
「そんなにいらないよ」


と思われるかもしれませんが、実はこれは先祖への供え物で、あくまで儀式的なものとして贈られていたのです。



このように風習というのは、由来や意味を知らないと、とてもこっけいなものに感じたりするものです。


そして少なからず知識を持っていないと、恥ずかしい思いをしたり、常識知らずと言われてしまうこともあるデリケートな分野。



そこで今回は、「お歳暮」という風習について、由来や時期などについて知っておくべき内容を紹介していきます。



お歳暮は今も現役バリバリの風習ですから、この情報は活用できますよ!

では、まず「意味と由来」からチェックしていきましょう!!


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古代と現代的が融合!お歳暮の意味と由来

まずはお歳暮の意味から。

お歳暮
「歳暮」とは、年の暮れのことです。



お歳暮は元々は、「歳暮の礼」と呼ばれていて、新年に先祖の霊を迎えるために必要なものを供えることでした。


お歳暮には「水引やのし」が欠かせませんが、水引には魂を呼び入れる結びの信仰があり、今もお歳暮と先祖が関係していることはそのことからも分かります。



そして、「嫁いだ人」が本家や親元に供えものを持っていくという行事が始まりとされています。



そこから、日ごろお世話になっている方への感謝という形に変わり、特に一年の感謝を込めて「年末」に贈る贈り物を意味する言葉となったそうです。



今のような習慣になったのは意外と古く、江戸時代からです。

旅行 昔
この頃には、お得意先や知人、お世話になった方への贈答がすでに確立していました。



少し脱線しますが、江戸時代にはすでにクレジットカードの制度があったと言われています。



もちろん今のような電子カードではありませんよ。


「掛け売り」という制度で、すぐにお金をもらうのではなく、代金後払いの約束を交わして商品を販売していました。



そのため、年末にその代金をまとめて払うことも風習としてあったようです。



このように昔から今の形が定着していることもあり、意外とお歳暮という風習の内容は大きくは変わっていません



そして、「お歳暮を贈る時期」にも意味や由来があり、地域でお歳暮を贈る時期には違いがあるようですが、ご存知でしたか?



では、次にその気になる「地域によって異なるお歳暮の時期」について見ていきましょう。


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お歳暮の時期は地域で違う!?

意味と由来の部分でも書きましたが、お歳暮は元々は12月31日の行事でした。


でも現在では、12月の上旬から年末までに贈るのが一般的な時期となっています。



俳句の世界でも、「歳暮」は12月の「季語」になっているほどです。

お歳暮
そして気になる地域での違いですが、大きく分ければ「関東」と「関西」になります。


まず関東は、12月初旬〜12月31日関西は、12月13日〜12月31日までに贈るのが一般的なルールです。


ただ、あまりに年末に近いと相手の忙しさもあるので、20日までに到着するよう計画しておくのがいいでしょう。



さらに、「東北」、「北陸」、「東海」、「中国」、「九州」とあり、それぞれ少しの違いがありますが、「関東」と「関西」のルールを守っていれば何の問題もありません



なぜ地域によってこのように違いがあるのかについての理由はよくわかっていません。


百貨店やデパートなど企業側の思惑が絡んでいるのか。


または、昔からのなにかしらの風習が絡んでいるのか。


気になるところではありますが、残念です。



ちなみに喪中でも、お歳暮は贈ってもマナー違反にはなりません


由来で見たとおり、お歳暮は「感謝」を表わすことが目的ですから、まったく問題ないのです



と、ここまで「由来」と「時期」についてみてきました。


でも一番気になるのは、やはり「何を贈るか」という点ではないでしょうか。



では、トレンドやマナーをおさえた品選びのポイントを見ていきましょう!


マナーを守りつつ差をつける?お歳暮選びのポイント!

贈り物にとって、トレンドは必要ですが、「お歳暮」という風習が伴う以上、あまり定番から外れてしまうのもよくありません。


となると、結局はいつも同じものになりがち・・・


でも、このチェックポイントをおさえながら考えれば、マナーを守りながらも、他とは少し違うお歳暮の候補が見つかるはずです。


チェックポイント1.「国産

最近のおさえておきたいキーワードですね。


食品偽装が多い現在、産地やメーカーがしっかり分かる安心さが大切です。



そして「国産」と同じ意味をもちながら、表現が違うのが、「産地直送」


国産であることを伝えながら、新鮮さも出せる素晴らしい言葉です。


あなたの住んでいる地域の中で、「国産」、「産地直送」とうたっているものを選ぶのがポイントです。



チェックポイント2.「家族構成

家族
単身赴任の上司に贈るのと、ご家族と一緒に住んでいる上司に贈るのとでは、当然変わってきますね


子どもたちが喜ぶ、イコール「父親の株が上がる」ということもありますから、家族構成のどこに焦点を合わせるかも大きなポイントになります。



また、少人数のご家族なら量は少なくても質が高いものを選ぶ、人数が多い場合は量を増やして賞味期限も長いものを選ぶなど、配慮して選ぶことで相手にも喜ばれます



チェックポイント3.「相手が喜ぶもの

喜ぶ女性
もちろんこれは当たり前で、大前提なのですが、意外となおざりにされがちです。


自分が欲しいものを贈るという人がけっこういますが、もらうのは相手ですから、あくまで相手が欲しいものの中から選択しましょう



ちなみに、定番としてはハムが人気ですが、最近はカニや松阪牛、スイーツなども人気があります。


ビールも不動の人気となってはいますが、アルコールは飲まない。


飲んでも主人だけというご家庭も多いので、気をつけたほうがいい品と言えるでしょう。



チェックポイント4.「誰がもらっても困らないもの

お歳暮
この部分も無難ラインです。


お米、洗剤、商品券


確かにもらって嫌な気持ちにはなりませんね。



でも誰がもらっても困らないものは、選ぶ人も多いので、重なる可能性はあり、印象には残りにくいともいえます。


それでも、嫌な気持ちにさせたり、センスを疑われたりするよりはいいかもしれません。



そして、この選ぶチェックポイントと合わせて考えたいのが、「予算」です。


ここも相手に伝わる部分ですから、おさえておきたいですね。


一般的なお歳暮の予算ってどれくらい?

疑問
気になる予算ですが、様々なアンケートや売り上げからみると、3000円〜5000円が一般的な金額のようです。


感謝の気持ちを表わすものですから、高ければ高いほど良いというわけではありません



相手に気を遣わせない手頃な価格。


お歳暮では欠かせない要素です。



相手との関係、家族構成、自分の立場・・・


そして欠かせない「感謝」。


そこを忘れなければ、自ずとふさわしい金額は出てくるはずです。



このように古くからの風習とみなされている「お歳暮」ですが、意外と現代的な面も多いことに驚きと新鮮さがあったのではないでしょうか?



そして一番のキーワードは、何度も出てきますが「感謝」です。


感謝の気持ちで選び、感謝の気持ちで贈る


お歳暮の一番の大切なことです。


しっかりと気持ちを一緒に詰めて贈りましょう。



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記事公開日: 2014年11月19日
最終更新日: 2015年11月06日

[お歳暮]

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